加島銭座
淀川区の北西に位置する町名『加島』は、一説には鍛冶ヶ島(かじがしま)が転じたものだといわれています。鍛冶を職業とする村人が多く住んでいたことからの由来であるということです。 江戸時代の寛永通貨、加島銭は有名ですが、大阪における銭座(銭を製造している場所)は高津、難波、加島と3か所があり、中でも、加島銭座は「酒は灘、銭は加島」といわれるほど、良質の寛永通貨(銅銭、鉄銭)を鋳造していました。 銭座の場所は、加島4丁目の香具波志神社門前からの神崎川堤防までの地域にあったということです。<区民だより「よどがわ」“わがまち見て歩る記”から>