掲載内容は変更・中止される場合がございます。 ご了承ください。
企画展 「終戦80年 学徒出陣の記憶 学び舎から戦場へ」(神戸文学館)
太平洋戦争中、大学などの学生・生徒が学業の志半ばで戦場へと駆り出された「学徒出陣」を振り返ります。当時、満20歳の男子には兵役の義務がありましたが、大学や旧制高等学校など高等教育機関の学生・生徒は、将来の日本を担う人材として「徴兵延期」の特権が与えられていました。しかし、開戦から2年を待たずに敗色が濃くなってきた1943(昭和18)年10月、兵力不足を補うため、優遇措置を停止しました。多くの若者がペンを捨て、兵士として戦い、命を落としました。しかし出征した総数、戦死者総数などのデータは乏しく、現在も、実態は分かっていません。 終戦80年を機に、時代の波にのみ込まれた学生・生徒、その家族、学校の姿を紹介します。今回、神戸大学、関西学院大学、兵庫県立大学、甲南学園、甲陽学院などに残された当時の画像や文書などを展示。地元神戸、兵庫の「学徒出陣」の記録から理不尽な戦争を浮き彫りにし、平和の尊さを改めて実感していただきます。
■開催日時
2025年9月20日(土)~12月21日(日)
平日:午前10時~午後6時
土・日・祝日:午前9時~午後5時
■休館日
毎週水曜日(休日の場合は翌日)
■場所
神戸文学館
http://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/
■料金
入場無料
■アクセス
阪急神戸線・王子公園駅下車、西出口から西へ約500m
■WEBサイト
http://www.kobebungakukan.jp/#museum-info