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特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道-(泉屋博古館)
近代の日本洋画に本格的な「写実」表現をもたらした鹿子木孟郎(かのこぎ・たけしろう、1874~1941)の生誕151年を契機として、その足跡をたどる特別展です。
鹿子木は現在の岡山市に生まれ、はじめ天彩学舎や不同舎で洋画の基礎を学び、1900年に米国経由でフランスへ留学しました。1918年まで都合3度にわたって留学したパリではフランス・アカデミスムの巨匠ジャン=ポール・ローランスの薫陶を受け、フランス古典派絵画の写実を追究しました。帰国後は、関西美術院や太平洋画会、文部省美術展覧会(文展)の中心的な画家として活躍し、日本洋画の発展に確かな足跡を残しました。
本展は、10代の初期作品からロ-ランスに学んだ渡欧作、帰国後の文展や太平洋画会、関西美術院や家塾での活動を紹介しつつ、その功績を再考します。とくに師ローランスの写実技法の伝播について再検討を行い、近代日本洋画における写実表現の展開をめぐる問題を検証します。
■開催日時
2025年9月27日(土)~12月14日(日)
前期:9月27日(土)~11月3日(月・祝)
後期:11月5日(水)~12月14日(日)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日、11 月4日、11月25 日
■場所
泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷)
https://sen-oku.or.jp/kyoto/
■料金
一般:1,200(1,000)円、学生:800(700)円
※18歳以下無料、学生・18歳以下の方は証明書をご呈示ください
※本展覧会の入場料でブロンズギャラリーもご覧いただけます
※入館券はオンラインチケットを除き、館受付での販売となります
※20名以上は( )内の団体割引料金
※障がい者手帳等ご呈示の方は本人ならびに同伴者1名まで無料
■アクセス
阪急京都線・京都河原町駅から京都市バスに乗り換え、5、203系統 「東天王町」下車、東へ200m角、もしくは32系統「宮ノ前町」下車すぐ
■WEBサイト
https://sen-oku.or.jp/program/20250927_kanokogitakeshirou/