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紐づくきもの（千總ギャラリー）

着物の表面を華やかに飾る模様は、モチーフや色彩の面白さ、バリエーションに富んだレイアウトなど、見た目のデザインだけでも着用や鑑賞を楽しむことができます。
そんな着物の模様をより深く楽しんでいただくために、本展では、千總が近代に型友禅などで染めたきものの裂（きれ）アーカイブを展示し、それらを別の様々な作品と関連付けてご紹介します。
例えば、文学作品を題材とする模様の裂地は、源泉となった江戸時代の小説の現物や、主題が共通する作品とともに展示します。近代に百貨店で販売された記録がのこっている裂地については、商品としてどのような宣伝文が添えられていたか、当時掲載された雑誌ともにご覧いただきます。
着物の模様は多様な切り口で世界と紐づいており、自由な楽しみ方ができるものです。もしかしたら、着物があなたを、まだ見ぬ世界の美や楽しさと結びつけるかもしれません。本展がその発見のきっかけとなれば幸いです。

■開催日時
2025年9月13日（土）～12月7日（日）
午前10時～午後5時

■休館日
水曜日

■場所
千總ギャラリー　ギャラリー1
https://www.chiso.co.jp/gallery/

■料金
入館無料

■アクセス
阪急京都線・烏丸駅下車、徒歩約7分

■WEBサイト
https://www.chiso.co.jp/gallery/exhibition/2025_g1_2-2/