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池大雅展 大雅からのたより(京都文化博物館)
京都文化博物館では平成7年から、20年以上にわたり毎年「池大雅展」を開催してきました。その契機は、池大雅美術館から平成6年・25年の2度にわけてすべてのコレクションが京都府へと寄贈されたことにあります。池大雅美術館は、昭和34年京都市西京区に設立されました。所蔵品は大雅と妻・玉瀾に関するもので、書画だけでなく書簡や関係資料、大雅が使用していたとされる珍しい品に及びます。その後美術館は平成25年に閉館しますが、「コレクションを広く公開し、研究に役立ててほしい」という意向を受け、京都府への寄贈が決定しました。
現在「池大雅美術館コレクション」と呼称しているこれらの品々から、今年度は大雅の書簡を中心にご紹介します。とくに、縄手古門前下ルにあった薬屋・赤萬の主人井上泰山と大雅のゆかりを示す資料を展示しています。赤萬にかかっていた看板は大雅の揮毫になるもので、京都の人々にはとくに有名なものだったとされます。その貴重な下書きから、大雅のユーモラスな一面を垣間見ていただきたいと思います。
■開催日時
2025年7月19日(土)~9月21日(日)
午前10時~午後7時30分(入場は午後7時まで)
■休館日
月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館)7月22日、8月12日、9月16日
■場所
京都文化博物館 2階総合展示室
https://www.bunpaku.or.jp/
■料金
一般:500(400)円、大学生:400(320)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※フィルムシアター(3階)をご覧いただけます。
(ただし催事により別途料金が必要な場合があります)
■アクセス
阪急京都線・烏丸駅下車、16番出口から高倉通りを北へ徒歩約7分
■WEB サイト
https://www.bunpaku.or.jp/exhi_sogo_post/20250719-0921/