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四条派ですが、実は─ 詩情派。呉春(逸翁美術館)

  • 開催中

京都に生まれ、与謝蕪村に俳諧や俳画を習った松村月渓は、一時、大阪池田に住まいを移し、自然の営みや人々の暮らしにも眼を開いて、呉春と名乗ります。その後、京都に戻ってからは円山応挙の写生画を学び、時人の風趣に適う数々の作品を遺しました。
後の京都画壇・大阪画壇に繋がる画家たちが、呉春の周りに集まって四条派を形成します。それは呉春が生み出す作品が、蕪村譲りの叙情性と応挙に並ぶ写実性とを合わせ持つ、豊かな魅力を有していたからでしょう。
本展では、美術史だけではなく文学史からの視点も盛り込んで、詩情豊かな呉春の作品世界を解きほぐしてみたいと思います。

■開催日時
前期:2025年4月12日(土)~5月11日(日)
後期:2025年5月16日(金)~6月15日(日)
午前10時~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)

■休館日
毎週月曜日(ただし5月5日は開館、5月7は休館)

■場所
逸翁美術館
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/

■料金
一般:700円、学生(高校生以上):500円、中学生以下無料

■アクセス
阪急宝塚線・池田駅下車、北へ徒歩約10分

■WEBサイト
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/20250412/

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