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特別陳列「戦後神戸の女性画家二人展 松本奉山・中島節子」、コレクション企画展示「画家たちの眼と小磯良平素描選」「小磯良平作品選I」(神戸市立小磯記念美術館)
<戦後神戸の女性画家二人展>
松本奉山・中島節子の作品を特別陳列します。
日本画家・松本奉山(1925-2010)は、今治市に生まれ、1938年に神戸市灘区に転居しました。渡米をきっかけとして作風を大きく変化させ、勢いのある独自の水墨画を制作しました。題材は風景画、植物画、仏画にわたります。
洋画家・中島節子(1924-1979)は、神戸市に生まれ、小磯良平に師事しました。1957年に新制作展新作家賞を受賞し、同展を主な作品発表の場としました。人体を大胆に簡略化、誇張して描き、安井賞候補ともなりました。
両作家は、ほぼ同時代を生き、戦後に活躍の時期を迎えました。その抽象性の高い作風は、戦後美術の潮流と同期しています。神戸にゆかりある女性画家二人の作品をたどり、その進取の気風を感じていただけたらと思います。
<画家たちの眼と小磯良平素描選><小磯良平作品選I>
小磯良平は素描の名手でした。人物画、風景画いずれにおいても見ごたえがあります。今回は奥入瀬(青森県)や小豆島(香川県)に取材した風景作品を特集展示します。あわせて古家新、中西利雄、桝井一夫、鴨居玲など当館が収蔵するさまざまな作家の作品をお楽しみください。作品選では新収蔵品を含む小磯良平作品29点を展示します。
■開催日時
2025年4月11日(金)~6月22日(日)
午前10時~午後5時(入館の受付は午後4時30分まで)
■休館日
月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
■場所
神戸市立小磯記念美術館
https://www.city.kobe.lg.jp/kanko/bunka/bunkashisetsu/koisogallery/
■料金
一般:200(160)円、大学生:100(50)円、高校生以下無料
※( )内は30名以上の団体料金
※高校生以下:無料(学生証、生徒手帳などをご提示ください。)
※神戸市在住の65歳以上の方:無料(年齢と住所を証明できるものをご提示ください。)
※障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」のご提示で無料
■アクセス
阪急神戸線・御影駅下車、南側よりみなと観光バス131系統にて「ウエストコート3番街前」下車、北へすぐ
■WEBサイト
https://www.city.kobe.lg.jp/a45010/kanko/bunka/bunkashisetsu/koisogallery/matsumotonakajima.html