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動物画譚展 おもしろくて不思議な動物たちの絵物語(市立伊丹ミュージアム)
はるか昔から日本では、「動物」が美術や文学のモチーフとしてさまざまな形で描かれ、語られてきました。なかでも室町時代から語り継がれているお伽草子では、狐や鼠、猿、犬、鳥などの「動物」が登場し、人間に報いをもたらしたり、まるで人間のように振る舞ったり、あるいは人間と結婚したりと、実に多彩な姿で物語世界のなかに息づいています。「動物」が人びとにとって身近な存在であるとともに、自然に近い存在として人知を超えた不思議な力をもつと考えられており、その親愛と畏敬の念が物語という形で表されてきたのです。
本展では、そんな「動物」にまつわる昔話や説話を描いた絵巻や絵画、書冊など約150点を通して、現代にも受け継がれている日本の人びとの動物観を探り、日本文化史の一側面を捉えます。私たちにも馴染み深い「桃太郎」や「猿蟹合戦」などの昔話をはじめ、妖狐や白鼠をめぐる説話や、鳥や獣たちの歌合、そして、この世ならざる霊獣や珍獣の伝説など、多種多様な「動物」の絵物語をご紹介します。また、大阪・関西万博の開催にあわせて、異国から渡来して日本の人びとを大いに驚かせた動物たちの記録もご紹介し、「動物」をめぐる歴史の一端にも触れます。
■開催日時
2025年4月11日(金)~6月1日(日)
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※入館は30分前まで
■休館日
月曜日(ただし5月5日は開館、5/7日は休館)
■場所
市立伊丹ミュージアム 展示室1・2・3・5
https://itami-im.jp/
■料金
一般:1,000(900)円、大高生700(600)円、中小生:400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※学生の方は、学生証をご提示ください
※兵庫県内在住・在学の小中学生は、ココロンカードなどのご提示で無料
※伊丹市内在住の高齢者の方は、証明書のご提示で半額(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
※障害者手帳をお持ちの方は、手帳のご提示で半額(ご本人と介護者1名)
■アクセス
阪急伊丹線・伊丹駅下車、北出口または東出口より北東へ徒歩約9分
■WEBサイト
https://itami-im.jp/exhibitions/doubutsugatan/