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モネ 睡蓮のとき(京都市京セラ美術館)
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、光と色彩をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめました。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆきます。
モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体と映し出されるその水面でした。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす“大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになります。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、2mに及ぶ大画面の〈睡蓮〉の数々です。
今回、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介します。日本では過去最大規模となる〈睡蓮〉が集う貴重な機会となります。
■開催日時
2025年3月7日(金)~6月8日(日)
午前10時~午後6時
※入場は午後5時30分まで
■休館日
月曜日
※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
■場所
京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階・南回廊1階
https://kyotocity-kyocera.museum/
■料金
一般:2,300円(2,100円)、大学・高校生:1,700円(1,500円)、中学・小学生:1,000円(800円)
※( )内は前売券・団体料金
※団体は20名以上
※未就学児無料
※障がい者手帳等ご提示の方は、本人及び介護者1名無料
※学生料金でご入場の方は学生証のご提示をお願い致します。(小学生を除く)
※入場券の変更・払戻・再発行・転売不可
※前売券は2025年3月6日(木)まで販売
※3月11日(火)~28日(金)(休館日を除く)は、小学生・中学生・高校生の無料鑑賞日です。
■アクセス
阪急京都線・京都河原町駅下車、京都市バス46系統・5系統に乗り「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ。
■WEBサイト
https://www.ytv.co.jp/monet2025/#outline