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特別展「古地図からひろがる世界―南波松太郎・蒐集70年の軌跡―」(神戸市立博物館)
神戸市立博物館は、日本屈指の質と量を兼ね備えた古地図資料を所蔵しています。その礎の一つが、寄贈された南波松太郎コレクションです。
本展は、南波松太郎コレクションのなかから、優品を選りすぐり、広く公開するものです。古地図をこよなく愛した南波松太郎を偲ぶとともに、コレクションの魅力に触れる機会となれば幸いです。
南波松太郎とは?
明治27年大阪生まれ。生来、いろいろなものを集めることが好きだった南波は、旧制中学校の同級生であった秋岡武次郎に誘われて、古地図の蒐集をはじめたといいます。東京帝国大学卒業後は三菱造船神戸造船所に勤め、東京帝国大学教授、神戸商船大学教授、大阪産業大学教授などを歴任。「私の専門は船舶工学で、地理や歴史ではありません」と本人が語っていますが、生涯を通して蒐集・形成したコレクションは日本有数のものでした。
■開催日時
2025年2月1日(土)~3月23日(日)
午前9時30分~午後5時30分(金、土は午後8時まで)
※展示室への入場は閉館の30分前まで
■休館日
月曜日、(ただし、2月24日[月曜・振休]は開館)、2月25日(火)
■場所
神戸市立博物館 3階 特別展示室1、2階 南蛮美術館室
https://www.kobecitymuseum.jp/
■料金
一般:1,400(1,200)円、大学生:700(600)円、高校生以下無料
※上記料金で同時開催 特別展「日本銅版画 30の極み」もご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体・前売料金。
※高校生以下の方は、学生証・生徒手帳などをご提示ください。
※神戸市内在住で満65歳以上の方は、神戸市立博物館券売窓口にて証明書の提示により当日一般料金の半額。
※障害のある方は、障害者手帳等の提示により入場無料。
■アクセス
阪急神戸線・神戸三宮駅下車、南西へ徒歩約10分
■WEBサイト
https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=384