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新春展 様相の美 文様の美(樂美術館)
樂家の樂焼茶碗は、装飾を削ぎ落とされた静かなイメージがありますが、意外にも古くから文様を施し意匠を凝らしたものが多く残っております。作品に施される模様や絵にはいろいろな意味が込められています。
樂家歴代の作品の中でよく目にする意匠に「菊」があります。寒さに負けず強い生命力がある為「四君子」の一つとして古くから称えられた菊。咲いた頃は白色ですが、花に霜が触れると徐々に紫に変色していきます。時の移ろいと共に花の色を変え、盛りの時とはまた別の美しさがあるところに、樂家の伝統と通ずると感じ意匠に込めたのではないでしょうか。
今回は、樂焼では珍しく、文様に焦点をあて展示致します。樂焼の器形の美しさ、釉薬や窯変による美しさ、そして文様に隠された意図や思いをご紹介致します。
■開催日時
2025年1月7日(火)~4月20日(日)
午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
■休館日
月曜日(但し 祝日は開館)
■場所
樂美術館(京都市上京区油小路通一条下る油橋詰町87-1)
https://www.raku-yaki.or.jp/index.html
■料金
一般:1,000円、大学生:800円、高校生:500円、中学生以下無料
※福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無料
■アクセス
阪急京都線・大宮駅下車、市バス9番、12番、50番、67番、堀川中立売下車、徒歩3分
■WEBサイト
https://www.raku-yaki.or.jp/index.html