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特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」(大阪歴史博物館)
大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の木版画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約150点を展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。
■開催日時
2024年10月5日(土)~12月2日(月)
午前9時30分~午後5時
※入館は閉館の30分前まで
■休館日
火曜日
■場所
大阪歴史博物館 6階 特別展示室
https://www.osakamushis.jp/
■料金
大人:1,300(1,170)円、高校生・大学生:700(630)円
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
■アクセス
阪急大阪梅田駅から大阪メトロ谷町線に乗り換え、谷町四丁目駅下車、2号出口から徒歩すぐ
■WEBサイト
https://www.osakamushis.jp/news/2024/kawasehasui.html