• 開催中

 古代より人びとは金属を必要な形状に加工し装飾を施して、様々な用途に用いてきました。
白鶴美術館は、中国、殷・西周時代、青銅の鋳造技術がもたらした優れた造形の祭器や、唐時代、彫金技術が最高潮に達した時代の銀器など、各時代の美術と呼ぶに相応しい金工品を所蔵しています。
 また、日本の金工品では、大陸の影響を受けた古墳時代の装身具、そして、仏教美術が花開く飛鳥・奈良時代の仏具・荘厳具などがあり、技術に裏打ちされた美しさをみることができます。
 今回の展示では、個々の作品について、材料そして技法などを観察し、各時代に培われた造形をみていきたいと思います。

 新館では中東絨毯より、当館が所蔵する南コーカサス地方の絨毯(19世紀後半から20世紀初期)を、カスピ海沿岸地域と中央部の山岳沿いの地域に分けて展示します。併せてご鑑賞ください。

■開催日時
2025年3月1日(土)~6月8日(日)
午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

■休館日
月曜日(但し、5月5日(祝・月)は開館、5月7日(水)を休館)

■場所
公益財団法人白鶴美術館
https://www.hakutsuru-museum.org/ 

■料金
大人:800円、大学・高校生:500円、中・小学生:250円
(大人・大学・高・中・小学生 左各団体20名以上で2割引)

■アクセス
阪急神戸線・御影駅下車、北東へ徒歩約15分

■WEBサイト
https://www.hakutsuru-museum.org/exhibition/sp2025spring/